ども!
なるやんです!
今回は、友釣り 竿の選び方について紹介する!
鮎釣り 友釣り用の竿とは、
友釣り用の竿は主にカーボンロッドで、全長は6m~11mまで様々な種類があるが主に8.5~9.0mである。価格設定は、「5~10万の廉価版」「10~20万の普及版」「20~30万の高級版」など様々。
鮎竿自体も、釣り方(泳がせ釣りや引きつり)やポイント(トロ場や急瀬、荒瀬)に適した調子があったりする。
初めてする人からしたらなんのことやら・・・
自分自身もまだまだ分からないことが多いこともあり、
わかりやすく詳細説明含めてまとめてみた。
1.竿を選定基準
竿の選定基準は、これらだと思う。
釣り方(引き釣りや泳がせ釣り)、釣り場(瀬やトロ場)、よく行く河川状況
初心者か玄人、予算、サブロッド、釣り人の体格 etc
これらの事項を念頭に、釣り人に最も適した竿を選ぶことになる。
下記に各事項事に選ぶ基準や理由を記載し、紹介をするので参考にしてほしい。
2.竿のメーカー
2-1.DAIWA
<特徴>
・カーボンテクノロジー(素材):
カーボン密度と樹脂量に対する機能組み合わせより様々な竿種類がある。
・カーボンテクノロジー(構造):Vジョイントα、チャージング、スパーリング構造
・カーボンテクノロジー(設計):感性領域設計システム「ESS」、Vコブシ
・スーパーメタルトップ:穂先の種類に中空と無垢構造。
・表面処理:ゼロコーティング、エアグロスフィニッシュ
・穂先:メガトップ、オートマ穂先、センサーオートマ穂先 etc
2-2.SHIMANO
<特徴>
・ナノピッチ 超低樹脂カーボンブランクス
・AES:表面構造を釣り主の手に引っ掛かるようにする技術
・Xcore / Xspecial
・シマノインフィニティカーボンテープ、ハイパワーXティップ
・パラボラチューン
・Gクロスプロテクター
・エキサイトトップ
・表面処理技術(RTC) etc
2-3.がまかつ
<特徴>
・テクノチタントップソリッド、テクノチタントップ
・テクノチタンバランサー
・スタビライザーシステム
・スーパーASD
・パワークロスシステム
・エクストラセンサー etc
2-4.メーカーの違いまとめ
DAIWA、SHIMANO、がまかつともに技術力は先進的で似たような感じで、
竿種類・価格帯設定も似たような感じだと思う。
なんとなくの違いだけど、DAIWA竿はよく流通しているように思え、低価格帯で比較すると若干安価な竿が手に入りやすい。経験値や年齢層、ビギナーから上級者までどの層でもとても良い竿がある。
SHIMANOはお得意技術のスパイラルXが有名で、DAIWA竿と同じくらいビギナーから上級者まで幅広く対応している。デザインがかっこよくて、DAIWAよりも若者向けなイメージ。竿の色も独特(「レインボー」「競ブルー」のシマノオリジナル)。
がまかつは職人技が特化した竿が多く、高機能モデルに特化。価格はDAIWA・SHIMANOよりも高いが、性能が良い竿が多い。玄人向け。
主要メーカー紹介したが、その他「スモツケ」「バリバス」「サンテック」などの竿も有名。
3.価格帯
3-1.5~10万の廉価版
初心者で試しにはじめてみたい!サブロッドとして保有したい!という人向け。
価格が安価な分感度やおとり操作が分かりにくい分あるが、入門するには十分!
この竿を足掛かりに鮎釣りにのめりこんでもらえればなと思う。
ダイワ 20 アバンサー 早瀬抜 90M・R (鮎竿)(大型商品A)
3-2.10~20万の普及版
絶対に1本は持っておきたい!最もおススメな価格帯。
性能は十分。試合でも引けを取らない!
自分も廉価版から持ち替えたときの感覚の違いを知ったときはかなり驚いた!
3-3.20~30万の高級版
上達して2本目が欲しくなったら、この価格帯も視野に入れたい。
ハイエンドモデル。
自分はまだ手に入れるまでは行けていないが、性能はかなりいいのだろう・・・
ダイワ(Daiwa) 銀影競技Tテクニカル 90 /鮎釣り 鮎竿 【釣具 釣り具 お買い物マラソン】
4.竿の長さ
4-1.基本は9.0m。
最近は取り扱いの良さや感度重視して、
若干短い竿8.7mや8.5mが取り扱われることが多い。
4-2.ショートロッド(7~6m)も場所によっては必要。
小河川や上が鉄橋などある場合に有利。
大会に出られる人は、この一本で9.0mでは攻めれない場所を攻めれるので、
強みにもなる。
サブロッドとして欲しい竿。
ダイワ(Daiwa) 銀影エア SL 87 MR / 鮎釣り 鮎竿 友竿 【釣具 釣り具 お買い物マラソン】
4-3.9m以上
最近は使っている人を見かけない。
攻める範囲が広くなり、竿が長い分おとりが弱りにくいなど利点はあるが、
その分重い。長時間の釣りには短いほど持ちやすい。
5.竿の対応する瀬及び鮎の大きさ
DAIWAの鮎竿シリーズ別調子一覧表を添付する。
時期や河川によって鮎の大きさや河川の水量、得意とする釣り方が異なると思う。
下記表を参考にして、自分に合った竿を選ぶと良い。
※DAIWA HPより引用
6.竿の調子(改造中)
先調子
胴調子
先調子と胴調子の間
7.その他竿の有する機能
7-1.マルチロッド
手元の竿部分を伸縮させることで、竿を伸ばすことができる。
伸縮はほとんどが0.5m。
攻める範囲が広くなったり微妙な調整が効くが、
竿が重くなるのと感度が落ちるのがたまにキズ。
7-2.穂先について
穂先にも中空(チューブラー)の構造と、ソリッド(ムク)の構造がある。
中空(チューブラー)とは、その名の通り配管状の構造で中が空洞となっている。
特徴としては、ソリッドよりも軽い・ねじれに強い・手感度が良い。
チューブラーは、軽くて竿がまっすぐに戻ろうとする力があるので、糸に張りが出やすい。そのため、細かいおとりの動きが手元に伝わりやすい。
反面、チューブラーが元に戻ろうとする力が加わるということは、微妙な針がおとり鮎に伝わるという事。細かい手元の動作が伝わりやすく、うまく使いこなせなければおとり鮎を疲れさせてしまう事にもなる。
ソリッド(ムク)とは、チューブラーと違い中身が詰まっている構造である。
要は、一本のカーボンの塊が穂先全体となっている。
特徴としては、曲がりやつぶれに強く、柔軟性がある。
ソリッド(ムク)は、チューブラーと比べて柔らかいことがが一番の利点。
例えばおとり鮎を泳がせる際、釣り手の無理な力を吸収してくれることなどから、
おとり鮎に負担がかからず、自然な泳ぎを演出できる。
デメリットとしては、穂先に変な方向の力が加わると、チューブラーよりも破損しやすいことだと思う。
やっぱり基本的な構造は中空の方が強い。その分ソリッドは力を吸収しておとりの泳ぎを自然に演出できる。
8.まとめ
色々と書いたけど、少しは鮎竿のことをしることができたらうれしく思う。
初心者はなんだかんだ安価な竿をとりあえず手にすればいいと思う。
そこから自分の好きな釣り方を学んでから、自分に合った特徴を持つ竿を買うことがベストと思う。
まだまだ自分も知らない鮎釣りや鮎竿の知識はまだまだあると思う。
また、別の機会で自分の知った経験や詳しいこと、鮎竿以外のことについても書いていこうと思う。
では!